寒さが厳しい山間の産地向けに開発された品種。端正で優しい香りは何度飲んでも飽きのこない美味しさ。 品種はおくゆたか。「ゆたかみどり」と「F1NN8」の交配品種で1983年に登録された。中晩生の摘採の品種は稀少で、このおくゆたかも登録当初より大きな期待を集めていた。しかし、摘採適期が短いことからあまり普及は進まなかった。一般的な品種ではないものの、優れた品質のためお茶通からは高い評価を得ている。 濃い緑色の茶葉は針のよう。黄金色の水色はクリアで美しい。奥深い旨みとコクはぬくもりを感じ、大自然に見守られているようにも感じられる。甘い香りはとても優雅で上品。お茶通を満足させるのも納得。 定番ではあるが、優しい甘味の生菓子と合わせて飲んでほしい。
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急須に茶葉と氷水を入れ茶葉が開くまでじっくり待って淹れると、さらに甘みのある茶が楽しめる