深く輝く緑は、淹れ方、お湯の温度、茶葉の量などでとても様々な表情を見せる。淹れ方によって表情を変える緑色を楽しむ。 品種はさえみどり。昭和44年に「やぶきた」を母に「あさつゆ」を父として交配した中から選抜した品種。やぶきたよりも摘採期が早い。優れた品質をもち、早生品種の中ではバツグン。明るく冴えた鮮緑色と上質な香気。渋みが少なく旨みがある。両親である「やぶきた」「あさつゆ」と比べてもひけをとらない。冴えがある色沢、新葉の鮮やかな緑色から命名された。 味わいは繊細で上品。強い甘み、旨みではないが、不思議と味の記憶が強く残る。爽やかさと旨みが絶妙なバランスを保っているからこそ味わえる妙味。良い意味で万人受けする、色・香り・味わいが高レベルで揃っている。 じっくりと蒸した深蒸しの茶は、葉がもろく細かい。しかし、長く蒸すことにより、まろやかでコクのある茶に仕上がる。茶を淹れた際に粉末状の茶葉が進出され、これが濃い緑色の水色を生み出す。水に溶けにくい一部の茶の成分は、飲むだけでは十分に摂取できない。この粉末状の茶葉は茶の成分すべてを含んでいるため一緒に飲んでしまうのがおすすめ。
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高温の湯で淹れると香りが引き立ち、低温で淹れると甘みが楽しめる