濃い霧が立ち込める地形。この霧は紫外線を遮る天然の覆いとなる。この覆いのおかげで、濃い緑で旨味を豊富に含んだ良質な茶葉になる。 品種はさえみどり。昭和44年に「やぶきた」を母に「あさつゆ」を父として交配した中から選抜した品種。やぶきたよりも摘採期が早い。優れた品質をもち、早生品種の中ではバツグン。明るく冴えた鮮緑色と上質な香気。渋みが少なく旨みがある。両親である「やぶきた」「あさつゆ」と比べてもひけをとらない。冴えがある色沢、新葉の鮮やかな緑色から命名された。日本で最大の作付面積を誇るやぶきたが「キング」ならば、エメラルドグリーンの美しさを誇るさえみどりは「プリンセス」。 この美しく成長したプリンセス。知る人ぞ知る掛川日坂の自園農家・仲田貢也氏が大切に育てた芸術品だ。市場に出回る事のない、稀少価値の高い幻の自園銘茶。鮮やかな深緑色の水色で、旨みがあり上品な芳香が魅力の茶だ。冷たい水で淹れても、プリンセスの名にふわさしい高貴で麗しい味わいを楽しませてくれる。
商品を探すページに戻る
高温の湯で淹れると香りが引き立ち、低温で淹れると甘みが楽しめる